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【偉業達成から60年!】ガガーリンとともに宇宙へ飛び立った世界初の腕時計の復刻版

1961年4月12日、旧ソビエトの宇宙飛行士、ユーリイ・ガガーリンがボストーク1号に搭乗し、人類初の有人宇宙飛行を成功させた。このとき彼が着用していた時計として一躍有名になったのが、国営のモスクワ第一時計工場で製造されたシュトゥルマンスキーである。

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写真は、宇宙飛行士のガガーリンが世界初の宇宙飛行を達成した記事と、実際に使用された時計と同型のシュトゥルマンスキーの腕時計

そんなシュトゥルマンスキーが、偉業達成から60周年を記念しオリジナルモデルを復刻した。実は同社ではこれまでにも節目節目に復刻モデルを展開しており、いずれも好評を得てきた。今作も過去の復刻モデルに引けを取らない再現度だが、なかでも注目はケースサイズだろう。

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ガガーリン アニバーサリーモデル 33
旧ソ連軍が使う腕時計として当時のモスクワ第一工場によって製造されたシュトゥルマンスキー。過酷な状況も耐え抜くタフさと安定性が評価され、特別発注された腕時計がユーリイ・ガガーリンとともに宇宙に飛び立った。本作は偉業達成60周年を記念し、製作されたその復刻版となる。
■Ref.2609-375/1/470。SS(33mm径)。3気圧防水。手巻き(Cal.2609)。6万3800円

 というのも、これまでの復刻モデルでは現代の基準に合わせてサイズアップされていることがほとんどであった。対して、今作ではオリジナルに忠実な33mmという小振りなサイズになっているのである。加えてリューズもオリジナルにより近いサイズに拡大され、良い意味で野暮ったさをプラス。エイジング処理された文字盤とあいまって、良い感じにレトロ感が演出されているのだ。
 さらにムーヴメントは旧ソ連時代に製造されたデッドストックを再調整し搭載するこだわりよう。個人的な好みでいえば、歴代の復刻モデルのなかでも出色の仕上がりだ。

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ドーム形の風防に加え、ぷっくらとした形状の裏ブタを採用することで、立体的な印象を与えるため、小振りながらも適度に存在感がある

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全面にポリッシュ仕上げが施されたスナップバック式の裏ブタもレトロ感を感じさせるポイント。中央にはオリジナルモデルの品番とシリアルを刻印